クリエイティブステイ初日!人形作家の前川です
はじめまして!
わたくし、人形作家の前川と申します。
札幌の森の奥でひっそりと活動しているため、まずはプロフィールを紹介します。
プロフィール
名前: 前川 莉菜
屋号:Rinadoll
出身:札幌市
経歴:札幌市立大学大学院に在学中、学業とはまったく関係ないが人形づくりを始める。
わたしが作っているのは「球体関節人形」という、手足を動かして好きなポーズにすることができ、かつ「ビスクドール」というセラミック(陶磁器)でつくられた人形です。
人形との出会いは割愛しますが・・・
幼少期からものづくりが好きで、華やかなドレスにも興味がありました。
いま完成しているのは1体だけですが、この子のお洋服を何着もつくり、お花畑など素敵な写真を撮影できるところをもとめ、道内はもちろん東京・神奈川・埼玉など各地を回りさまざまな写真作品を制作しています。
たとえばこんな写真。
▼もっと見てみたいという方は、ぜひインスタグラムをチェックしてみてくださいね。
Instagramアカウント:@rinadoll_jasmine
クリエイティブステイでは、何やるの?
わたしは人形のほかにも洋裁や手芸、アクセサリーづくりなどさまざまなものづくりをしているため、本格的に販売がしてみたい!と常日頃から思っていました。
そして、最近《 人形服飾制作 Rinadoll 》というブランドを立ち上げました。
とはいえ、まだ写真を生かした商品ができていません。
そこで、今回クリエイティブステイを通じて、UVプリンターを活用したトートバッグなどのグッズ制作などをしたいと思っています。
▼商品イメージ
ものづくりするには、まず工房でレクチャーを受ける
栗山町の「あさひ工房」には、「レーザー加工機」「UVプリンター」をはじめとする工作機械が数多くあります。
わたしはこの2つを使おうと思っているので、今日は役場の方に使い方をレクチャーしていただきました。
UVプリンターでは、紙以外の素材にも特殊なインクを使って印刷することができます。
インクがぷくっと盛り上がるので、すりすりしたくなる質感に。
レーザー加工機は「切断」「彫刻」2つの加工ができるすぐれもの。
サンプルはこんな感じです。
アクリル板を栗のかたちにくり抜いて、 「栗山太郎」と彫刻しています。
彫刻面は、すりガラスのようで素敵ですよね。
裏面にはUVプリンターで蝶々の絵を印刷しています。
レーザー加工機とUVプリンターの加工を組み合わせると、いろいろな表現ができる予感!
しかし、UVプリンターは「いかに印刷面を平滑にするか(*」にかかっていると知り、初日から思わぬハードルに出くわすわけですが・・・
*印刷したい布や木の表面がデコボコしているとうまくインクが乗らないようです…
何とか攻略して印刷する!!絶対にバッグを作る!!と意気込んでおります。
おまけ
工房の棚にぎゅうぎゅうに並べられている木材たち…
過去に施設を使用されていた方からの「プレゼント」らしいのですが、一枚板や無垢材もあり、なかなかのお宝の山と見ました。
この木を使ったらこんなのができるな、あんなのもできるな・・・
バッグをつくるはずが、他にもあれこれとアイディアが浮かんできます。もし滞在中に時間があれば、お試し加工もしてみようと思います。
長くなりましたが、
わたしのレポートを通じて、ものづくりのおもしろさや栗山町でできることの幅広さを知っていただけたら幸いです。
もちろん、観光情報や甘いもの(甘味だいすき!)の情報もお届けします。
短い間ですが、お付き合いよろしくお願いいたします!